CLOSEが再結成したし、今こそ全人類が『So Close』を聴くべきではないか
今年に入ってからまだCDを一枚もレビューしてない!ヤバすぎる!
というわけで今回はこちら。
CLOSE『So Close』
1. Tomorrow
2. when I stayed with you
3. Love You
4. I believe
5. beside
6. MOMENT〜激情の行方〜
7. Light and Shade
8. false
9. OVER
10. 誓い
11. 真夏の結晶
90年代後半に活動したCLOSEのメジャー唯一のアルバムです。
CLOSEといえば、つい最近再結成を宣言しました。
90年代V系のオタクは『SHINE』期のLUNA SEAを「最近のLUNA SEA」とか言い出すので「最近」が信用ならないかもしれませんが、彼らが再結成を宣言したのは「2021年1月」なのでマジの最近です。信じてください。
CLOSE 5人集い、歩み始めます。
— Kenji Kondo (@kenji_kondo) 2021年1月14日
Naohiro.Kouji.Takeshi.Ryoheiと共に、音を創り奏でる事を心から嬉しく思っています。
始まりも終わりも、その続きも…共に。
これからの活動は順次告知して行きます。
宜しくお願い致します。https://t.co/NXsX1ZXYjh
2021.1.14 Kenji pic.twitter.com/n08fd2fpxp
これは過去の作品も再評価の流れが来ることが約束されているに違いないので、今回皆様にご紹介させてください!!!!!!!
1. Tomorrow
メジャー1stシングル。
白系っぽい音作りのクリーンギターが堪りませんね。
サビのメロディが美しすぎて1曲目なのにもう泣いてる。
曲としてはめちゃくちゃ王道ですが、それがいいんですよね。
実家のような安心感があります。実家がソフビなので。
2. when I stayed with you
爽やかなミドルテンポの楽曲。
どことなくSHAZNAのアルバム曲のような感じがしますね。
夏の部活帰りにラムネ飲みながら聴きたい(僕にそんな青春はなかった)
3. Love You
メジャー3rdシングル。
これまたいかにも当時のソフビのシングル曲の王道を行く疾走チューンですね。
演奏が比較的シンプルなSIAM SHADEといった感じで、キャッチーで好みです。
4. I believe
メジャー2ndシングル。
この曲がね、本当にGOD曲……
マジでこれになっちゃった。
初期ラルクっぽい白系のエッセンスがふんだんに盛り込まれた音像と切なくも美しいポップなメロディが本当に最高すぎて、無限に慟哭してしまう。
Aメロが淡々と進み、Bメロでエモーショナルを加速させ、サビでさらに抒情性を開放させてくるのが神すぎる。
一生のお願いだから聴いて欲しい。
5. beside
切な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いミドルテンポ楽曲。
透明感のあるバッキングに、哀しそうに歌い上げるボーカルで心にささりますね。
オタクなので、「好きなオンナが他の男を好きなので、友達として相談に乗るしかできない」みたいな立ち位置の歌詞が辛すぎて涙が出てくる。
6. MOMENT〜激情の行方〜
メジャー2ndシングル『I believe』のカップリング曲。
先程の『I believe』が超絶神曲すぎてやや地味に感じるかも。
こちらはよりロックっぽいサウンドを強調していますね、
7. Light and Shade
なんかすごいGLAYを感じるのは僕だけでしょうか。
TERU氏のようなパワフルボーカルではないので、ちょっと線の細いGLAYみたいな。
タイトルはLUNA SEAとSilver〜ROSEを足して2で割ったみたいな感じなのにね。
8. false
メジャー1stシングル『Tomorrow』のカップリング曲。
イントロの壮大さとチープさのちょうど中間みたいなシンセと、ギターのカッティングが最高〜
初期LUNA SEAとLaputaを足して2で割ったみたいなグルーヴ感を感じますね。
サビで挟まる「ぴろりぴろぴり〜」みたいなギターのフレーズがかなりクセになる曲です。
9. OVER
ベースソロから始まる時点で優勝が確定してしまうだろ。
このバンドは何回俺を優勝させれば気がすむんだ(最高)
これもまたソフビの王道楽曲。D-SHADEとか好きならハマると思います。
10. 誓い
激エモイントロで悶絶してしまうこと必至
切ないバラードと歌謡曲的メロディがVo.にとっても合っていますね。
ギターソロもエモすぎて、初登場時のガイアみたいな顔になってしまった。
11. 真夏の結晶
アルバムラストも、王道ポップ疾走ソフビナンバー。
タイトルの通り、夏のノスタルジーさを感じさせる名曲です。
爽やかかつ情熱的な汗が流れる様子は、ボクみたいなインキャ・非モテ・オタクとはもっとも縁遠いものなので泣けてくる。
以上が各楽曲の感想です。
当時の流行りを踏襲した、まさに王道の楽曲が多いです。
ボーカルも、癖のないLaputaのaki氏って感じで、いい意味でヴィジュアル系っぽくなくて聴きやすいと思います。
全体に散りばめられた白系のエッセンスがうまく効いており、個人的には大変好み。
他のソフビアルバムで言うと、Rayの『EVER SEEN』あたりが好きな人には刺さるものがあるのではないでしょうか。
少なくとも、『I believe』はマジモンの名曲なので、頼むから聴いてください。
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リンクはアフィリエイトではないので、ムラ村隆一にビタ一文も金をやりたく無い!という人も安心です!
ちなみに、このアルバムの初回限定盤と通常盤には、本体を覆うケースがついてきます。
それをつけると、ちょうど丸い模様にメンバーの顔がくるので、ちょっと水玉コラエッチ画像に見えてウケます。
それでは、さようなら。
〈おすすめ曲〉
4. I believe