ヴィジュアル系バンドで一番「丘」に行ってるバンドを調べてみた!
ヴィジュアル系において一番重要なものとはなんでしょうか?
化粧?うんうん。
ダークな歌詞?なるほどね。
違います。
丘です。
ヴィジュアル系にとって丘に行くことは、「夜眠れない」とか「月を見上げる」とか「手首を切る」などと同じぐらい重要なライフワークです。
僕が語るまでもなくDir en greyの「アクロの丘」とPIERROTの「メギドの丘」はヴィジュアル系を代表する丘として、富士山よりも有名です。
2017年に行われた両バンドの対バン「ANDROGYNOS」が通称「丘戦争」と呼ばれるのもそれを物語っています。
そのぐらいヴィジュアル系と丘は切っても切り離せない関係ですが、そこで一つ疑問が生まれるわけです。
「ヴィジュアル系、言うほど丘に行ってるか?」
そこで、曲名、歌詞に「丘」が含まれている曲ってどのぐらいあるのかと思って調べてみました。
ぼくの家に大量にあるヴィジュアル系のCDを片っ端からひっくり返して丘が含まれている曲をピックアップし、集計してみました。
それが以下の通りです。
※追記
投稿後、お読みいただいた方から「これもあるよ!」と教えていただき、それも追加しています!ヴィジュアル系博士のるさんからは曲名で含まれているもののリストをいただきました。みなさま本当にありがとうございます!
(丘に)イキスギィ!
思ったよりも多すぎて杉原康弘になった。
どんだけ丘が好きなんだ。ヴィジュアル系には他に行くところがないのでしょうか。
ぼくの持っているCDで確認できるだけでもこれだけあるので、まだ見ぬマイナーバンドまで掘り下げればもっとたくさんあるんだと思います。
正直調べるまでは、「言うてアクロとメギドが有名すぎるだけっしょ」と思っていましたが、予想以上にヴィジュアル系は丘が好きなようです。
ちなみにこの作業、6時間ぐらいかかりました。
途中で1000000000回ぐらい「おしえてよ 魔法のような幸せはどこ?」って思って虚無になっちゃった。
そして、調べた限り歌詞に「丘」が出てくる 曲数が一番多かったバンドは……
GLAYでした。
意外すぎるだろ。
曲名に「丘」がつく曲がないのでピンときませんが、8曲に「丘」が歌詞として出てきます。
北海道は広いですから。ピクニックが好きなんでしょう。
ちなみに、丘と言えばのDir en greyはアクロの丘含めて2曲しか丘が出てきません。
一方のPIERROTは6曲で調べた限り2位。意外と差がついて面白いですね。
意外とL'Arc〜en〜Cielも多くて、5曲ありました。
そもそも「DUNE」は「砂丘」という意味ですしね。
※L'Arc〜en〜Cielはヴィジュアル系じゃないだろって指摘は全て無視しますのでご了承ください
そして、1曲あたり一番「丘」の出てくる回数が多い曲は、
Jin-Machineの「約束の丘中学校校歌」でした。
計11回出てきます。
まあ、そういうネタ楽曲なのでたくさん出てくるのは当然かもしれませんが……
曲もフツーにかっこいいのでぜひ聴いてみてください。
伴奏にピアノを入れてくるところが校歌っぽくて良いです。
なお、X JAPANは1曲もありませんでした。
「I'm walking in the rain 行くあてもなく…」なので丘にも行くあてがないんでしょうね。
最後に、ぼくのおすすめの丘を5曲ほど紹介してみたいと思います。
1. CROW - 葬春華舞い散るあの丘で
Kagrra,の前身バンドCROWの楽曲。
CROW時代は「葬春華」と書いて「さくら」と読ませるタイトルになっており、めちゃくちゃセンスが良いですね。
切ない泣きメロが慟哭を誘う、正統派な抒情疾走ナンバーで最高です。
これが収録されているオムニバス「Hold Your Key 2000」は、この曲だけ完成度が段違いすぎるので、聴いているとウケます。
2. PIERROT - HILL-幻覚の雪-
2002年発売のPIERROT12枚目のシングル。
「HILL」ってまんま「丘」なので、PIERROTを代表する丘ソングの一つです。
正直メギドの丘よりこっちの方が好きです。
3. kannivalism - helio
2期kannivalismの2010年リリースアルバムに収録の楽曲。
星降る丘から
差す 希望に
ほら ごらん
キミの キミの
beautiful day
という部分で「丘」が出てきます。
ラルクの流れを引く白系の壮大な楽曲で、世界観に圧倒されて涙を流すこと間違いなしです。
4. Laputa - Falling〜
「眩〜めまい〜暈」収録の1曲。
なぜあなたは 群れから抜けだせない
声を聞く姿 風吹くあの丘まで
という部分で「丘」が出てきます。
Laputa特有の全編カッコ良すぎるギターと、初期特有のグルーヴ感がたまらないですよね。
5. Psycho le Cému - VISITOR
2003年発売メジャー1stに収録。
この部分で「丘」が出てきます。
オリエンタルな音色が特徴的で、サビの哀愁漂う壮大なメロディがまじで好き。
なんか聞き覚えがあると思ったらアニメ「コロッケ!」のEDに「サイコロコロッケ」名義でタイアップしていたようです。思い出補正がすごい。
以上、ヴィジュアル系における「丘」の考察でした。
世界で一番時間の無駄をした気がしますが、時計は左回りでも犯した罪は変えれないので気にしないことにします。
みなさんのお気に入りの丘は見つかりましたか?
ぜひGo to キャンペーンを利用して、また、また、あの丘へ……行ってみてくださいね。
それでは、さようなら。
※僕がもってる音源をひっくり返して目視で集計したので、見落としてるやつもたくさんあると思います。「○○が無い!」と思った方はコメントでご指摘いただくか僕のTwitterにご連絡ください!随時修正します!