悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

もうこれヴィジュアル系じゃん 浜崎あゆみ「A Song for ××」

僕の周りだけでしょうか?

 

90年代バンギャ浜崎あゆみ好き率」の高さは異常。

あまりにも多いので、これは浜崎あゆみの曲に何か関係あるのでは?と思いました。

今まで彼女の曲は全く聴いてこなかったのですが、今回はこちらの感想を書いていこうと思います。

 

Amazon.co.jp: A Song for ××: 音楽

浜崎あゆみA Song for ××

1. Prologue

2. A Song for ××

3. Hana

4. Friend

5. Friend Ⅱ

6. Poker Face

7. Wishing

8. You

9. As If...

10. Powder Snow

11. Trust

12. Depend On You

13. Signal

14. From You Letter

15. For My Dear...

16. Present

 

1999年1月1日発売の1stアルバムです。

デビュー自体は98年ですが、初アルバムにして150万枚以上売り上げているらしく、当時の勢いが窺い知れますね。

 

1. Prologue

開幕SE。

1曲目がSEの時点で既に90年代ヴィジュアル系じゃん!

ただ、SEを除いても15曲あるので、インディーズ90年代ポンコツヴィジュアル系曲数稼ぎSEとは格が違います。

 

2. A Song for ××

2曲目に表題曲を持ってくるのはむしろHEAVY METALっぽい。

タイトルに「××」という伏字を持ってくるのはマジでヴィジュアル系ですね。

悩める女子といった感じの自己肯定感の低い歌詞や、切ないメロディラインもヴィジュアル系に通じるものがあります。

 

3. Hana

子供と大人の狭間で思い悩む女子の気持ちを代弁したアップテンポな曲。

孤独をテーマにしていますが、LUNA SEAのTRUE BLUEじゃん。

 

4. Friend

「もう戻ることはできない〜」の部分がスピッツっぽい。

離れてしまった友達を想う穏やかながらも前向きな歌ですが、これはヴィジュアル系ではないですね。

なぜならヴィジュアル系は孤独だけ抱きしめてるので、友達がいないから。

 

5. Friend Ⅱ

イントロのフレーズがいかにも90年代といった感じで最高。

友達に対する後悔の念を綴った曲ですが、歌詞を恋人に対するものに置き換えたらめちゃくちゃMASCHERAの曲っぽくなるので、これはヴィジュアル系ですね。

 

6. poker face

デビューシングル。

愛を欲しがっているので実質LUNA SEAのMOTHER

辛いことがあっても「poker face」で見せないようにしたいという強さを歌っているのが印象的。

ヴィジュアル系だと、辛いことがあると涙で明日が見えないとかもう誰も愛せないとかすぐ弱音を吐くので、こればっかりは女性の強さを感じさせますね。

 

7. Wishing

曲調がちょっとEndless Rainっぽいですね。

「君が大好きなあの人と幸せになれますように」は哀しすぎるよ。

Dir en grey太陽の碧じゃん。

 

8. YOU

2ndシングル。

前作「poker face」のリリースからわずか2ヶ月で発売されたとのことで、そのペースはすごい。

YOSHIKI様には一生真似できなさそう。

イントロのメロディアスなギターは90年代ヴィジュアル系楽曲でも違和感ないです。

 

 

9. As If...

「As If in a Dream」に曲名が似てるので実質初期L'Arc〜en〜Ciel。 

曲はELTっぽいかも。

歌詞は不倫をテーマにしてそうな内容ですが、これは”””M”””との関係を歌っているんでしょうかね。

 

10. POWDER SNOW

「明日はいらない」とかいっているので、実質ヴィジュアル系ですね。

でも「一人きりにしてほしいの」とあり、Silent Jealousyみたいに「Don't you leave me alone」のような弱音を吐かないので浜崎あゆみの方が強い。

 

11. Trust

3rdシングル。

これもタイトルが実質L'Arc〜en〜Ciel

この曲超好きなんですよね。

自分の力で意中の相手を掴み取った、自分を誇りに思う前向きな曲ですが、メロディはとにかく切ないところが最高。

エモーショナルなギターソロを曲のラストに持って来るのもいいですね。

 

12. Depend On You

5thシングル。

この曲、ちょっとSound Horizonの「Stardust」っぽいなって思うのは僕だけでしょうか。

Revoは影響受けてたりするんですかね。

イントロが今作で一番ヴィジュアル系っぽい。

 

 

13. Signal

アレンジのレトロ感がたまりません。

絶対2020年には採用されない音色。

サビで「過去」「現在」「未来」と出てくるので、実質LUNA SEAのDejavuですね。

 

 

14. From Your Letter

今の時代、この曲を0.5倍速にしてサンプリングすればVaporwaveっぽくなりそう。

男を追いかける立場になっちゃった女子の辛さを表現した歌詞が胸に迫ります。

 

15. For My Dear...

4thシングル。

Sleep My Dearみたいな曲名なので実質ヴィジュアル系

曲は浜崎あゆみ楽曲の切なさの極致とも言うべき激エモーショナル仕様です。

夢に見た幸せは

つかむまでが一番いい

手に入れてしまえば今度は

失う怖さ襲うから

 この部分の歌詞の”力強さ”ヤバすぎ。

当時のメンヘラ女子をどれだけ涙させたことでしょうか。

 

16. Present

ファンに対する気持ちをストレートに歌った曲。

ヴィジュアル系にはこういう曲少ないですよね。

Janne Da Arcの『What's up!』とかがそうだと思いますが、パッと思いつくのは少ない。

LUNA SEAのSLAVEもファンに対しての曲だと言われてますけど、その中身が「目の前に宿る太陽さえも堕ちてきそうで何処か怯えていた」なので、アーティストによってさまざまな気持ちの伝え方があるんだなあと思います(適当)

 

以上が作品の感想です。

 

90年代ヴィジュアル系バンギャ浜崎あゆみが好きな人が多い理由がわかる気がしました。

切なく、メロディアスなアレンジや、自己肯定感の低めな歌詞はヴィジュアル系を彷彿とさせるものがありますね。

ヴィジュアル系好きな人には刺さると思うので、是非聴いてみてください。

 

SE入れて16曲とボリュームはかなり大きめですが、捨て曲なしの名盤。

女子を傷つけるうんこ男は、このアルバムを聴いて浜崎あゆみの等身大の感情を受け止めて涙しろ!

 

それでは、さようなら。

 

〈おすすめ曲〉

11. Trust

Trust

Trust

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com