悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

2020年最重要アルバム『鹿鳴館伝説』DISC3

お待たせしました!

今回は3枚目です!

 

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鹿鳴館伝説』Disc3

(バンド名) - (曲名)で記載しています。

1. GRIMM THE CAPSULE - Flying High(1996.7.6目黒鹿鳴館)
2. DEJAV - ブレイン伯爵13世
3. emmurée - miss【drain】
4. Delasine - Fall To Die
5. Eye for you - Eye for you
6. RONDE - 叙事詩
7. PLÉ,SÚRE - Period
8. vellaDonna - SABOTAGE
9. SUTH:VICIOUS - J・U・D・A・S
10. Phobia - 仮面舞踏会
11. Zedekiah - 人霊
12. 雀羅 - うすべにの唄


1. GRIMM THE CAPSULE - Flying High(1996.7.6目黒鹿鳴館)

エクスタシーの系譜を引くバンドの貴重なライブ音源。

LAメタルなどの影響を感じる正統派楽曲ですが、ポップで聴きやすいですね。

サビを大合唱したら楽しそう。

歌声に明らかにおつかれ感が出てるのがリアルで良いですね。


2. DEJAV - ブレイン伯爵13世

LUNA SEAが大好きなのかなと思ったら曲名で聖飢魔IIが好きなんだな、というのがわかりますね。

「俺はこの世の支配者、"ブレイン伯爵13世"(メイン・ブレイン・サーティーン)」とかいうあまりにもカッコ良すぎる自己紹介が印象的。
結局この人は誰なんですかね。ググってもこのバンドのことしか出てこないです。

伯爵を意味する英語は「Earl」(アール)なのでは?

色々ツッコミどころが多いですが、それもまた90年代V系の醍醐味。


3. emmurée - miss【drain】

現在も池袋手刀でバリバリ活躍されている大御所バンドからはアルバム「灯陰」からの収録。
初期LUNA SEAと初期BUCK-TICKをごちゃごちゃに混ぜて、じっくりコトコト煮詰めたスープみたいなダークさがたまりません。


4. Delasine - Fall To Die
不幸にも事故死されたDeshabillzのベーシスト、美歪(ウツクシイイビツ)さんがもともとやっていたバンドです。

この曲は唯一のアルバム「Anything」にも収録されていない超貴重楽曲。

チョイスがオタクすぎるだろ。

情報量が多い。
ポジパンの影響を強く感じる初期V系のアングラな作品です。
音がガビガビなので聴きづらいですが、不気味で良いですね。


5. Eye for you - Eye for you

超絶神曲

いかにも「心からキミを愛してる」感のあるバンド名・曲名ですが、それに負けないぐらいの超絶メロディアス楽曲です。

切なすぎる切なすぎるピアノから、「アイ・フォー・ユー……」と呟き、慟哭イントロに雪崩れ込む流れが余りにも"完璧"

その後の展開もギターがひたすら慟哭しており、泣き過ぎて涙で黒部ダムを満杯にしてしまいました。

欠点が「ジャケが信じられないぐらいダサい」ことぐらいしか見つかりません。

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6. RONDE - 叙事詩

前曲とは違って慟哭クサクサメロディではないものの、ポップで聴きやすいメロディラインでこれはこれで良い。

今作でも指折りの爽やかさ。
SOPHIAフォロワー感のあるバンドって珍しいですよね。


7. PLÉ,SÚRE - Period

にわかすぎて恥ずかしながら今作で初めて知ったバンドなのですが、結構かっこいいですね。
SIAM SHADEの影響を感じるボーカルスタイルで、曲もアグレッシヴながらも印象に残りやすいメロディで最高。


8. vellaDonna - SABOTAGE
Matina PRELUDEにも収録された楽曲ですね。
Xの影響をモロに感じるゴリゴリなメタルで、相変わらずこのメンツでも浮きまくっており、神。

突撃性の高いリフは超カッコ良いのでメタラーにおすすめしたい硬派なバンドです。


9. SUTH:VICIOUS - J・U・D・A・S

札幌出身の90年代V系として有名。

この曲はデモテープ収録のため、こうして聴けるのは貴重ですね。

Laputaの奈落の底みたいな曲ですが、ベースソロ、サビのツタツタドラマなど、ヴィジュアル系のテンプレが敷き詰められており、初めて入ったのにおふくろの味を感じる居酒屋みたいな安心感があります。


10. Phobia - 仮面舞踏会

最近復活し、精力的に活動する名古屋出身バンドの代表曲のリアレンジですね。

この曲は名古屋バンドにも関わらずコテ系のようなメロディアスさのある名曲してあまりにも有名なのですが、今作は個人的にはややイマイチなアレンジ。

クオリティは当時よりも高くなっていますが、ラスサビ前でフェードアウトして、アルペジオだけが残るというアレンジがあまり好みではないです。

そのあとサビに突入するのですが、若干蛇足感あるかも。


11. Zedekiah - 人霊

当時としては珍しい女性ボーカルのバンド。

BUCK-TICKの悪の花とSLAYER足して2で割ったみたいな曲です。
初出が94年なんで偶然でしょうが、リフがSLAYERのWorld Painted Bloodみたいなところがあります。

元ネタはAngel of Deathとかなんでしょうけど。


12. 雀羅 - うすべにの唄

現在、終焉ノ羅刹として活躍されている砦さんがやっていたバンド。

ベースの方が亡くなっているので、完全な復活は困難なところが辛いですね。

Syndromeの影響を感じる壮大なバラードで、締めの楽曲に相応しいです。

クサクサなメロディで涙を禁じ得ません。
メロディの一部がcali≠gariの人形の家っぽい。

 

以上、三枚目の感想です。

マイナーどころが中心の、玄人好みな作品が多いですね。

まさか令和の時代にDelasineが聞けるとは思わず。

購入の決め手の一つです。

 

前2枚に比べるとインパクトは弱目ですが、当時のファンとしては絶妙なチョイスなのではないでしょうか。

僕もこの時代に生まれたかったですね。

 

残りは1枚。最後まで楽しんで感想を書きたいと思いますので、一生のお願いだから読んでください。

 

もしつまらなかったら桜の満開の木の下に埋めてもらって構わないよ!

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