悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

外出自粛中に聴いてほしいシリーズ② MUNIMUNI『A_KILLS_A』

皆さんは池袋にある「音処 手刀(チョップ)」というライブハウスをご存知でしょうか。

 

池袋西口から5分ぐらい歩いたところにあるこちらは、キャパ200程度と比較的小規模ながら、連日濃〜いイベントを開催しています。

 

そのため、†手刀民†と呼べる、昨今では珍しいライブハウスそのもののファンがいることでも有名です。

僕もおそらく最も訪れているライブハウスのひとつですね。

 

コロナウイルスに感染していた客が来店していたという、先日の残-ZAN-念なニュースでバッシングの憂き目に遭ってしまい、最近のイベント自粛で厳SEA立場におかれているこのライブハウスを微力ながら応援したいと思いまして、今回はこのバンドをご紹介させてください。

 

Key & BPM for A KILLS A by MUNIMUNI | Tunebat

MUNIMUNI『A_KILLS_A』

1. A KILLS A

2. NEO SONG
3. &4

4. KOGEN

5. BIG MONEY

 

MUNIMUNIは2005年結成の4人組バンド。

おそらく†ヴィジュアル系バンド†にカテゴライズされるであろう彼らは、一体どういうわけか前述の池袋手刀によく出演しています。

 

メンバーと手刀、なにか深い関わりがあるのでしょうか。

いや〜気になりますねえ。

一体どういう理由(わけ)なんでしょうねえ。

 

そんな彼らの中でもサブスクで視聴でき、ミニアルバムなのでとっつきやすいかなと思ってこちらの作品をチョイスしました。

 

1. A KILLS A

いきなり空間的なエフェクトを効かせた轟音リフで幕を開けるので一気に世界観に引き込まれる神曲

リズムとしてはBUCK-TICK初期のような疾走感があり、gt.&vo.の加納摩天楼さまのボソボソと気怠る気なボーカルが不思議な印象を抱かせてくれます。

 

2. NEO SONG

アルペジオを奏でるクリーンギターや、リードギターのサステインが効いた泣きメロがまさに初期LUNA SEAを現代チックにアレンジしていると言えます。

その手法を巧みに使い、†ゴシック†なポストロックに仕上げており、神。

 

3. &4

2分程度の短い曲ですが、インパクトは抜群。

バッキングのリフがすべてカッコよく、タイトなビートを刻むドラムと合間って本当に最高になっちゃう。

1分経ったあたりのギターソロがあまりにも良すぎて悶絶してしまうこと必死でしょう。

 

4. KOGEN

一転してミドルテンポな曲。

リードギターのフレーズとかディレイの使い方が完全にSUGIZOなんですよね。

それにも関わらず、ポジパンだのポストロックだのシューゲイザーだのをゴシックにごった煮にしたカテゴライズ不能かつ不要の音楽性に昇華されているのがSUGIZO……†

 

5. BIG MONEY

この曲を初めて聴いた時、イントロのトレモロリフで慟〜どうこく〜哭してしまったんですよ。

「これポストブラックメタルだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って絶叫してしまいました。

Ghost Bathの『Golden Number』とかいう神曲がありますが、あれを彷彿とさせる哀愁漂うリフが涙を禁じ得ない。

「マネープリーズ…†」と加納摩天楼さまが叫び、金の力で大切なものを守りたいという悲痛な歌詞が、昨今の現状と合間ってさらに胸に響きます。

早く億万長者になってMUNIMUNIに8億円ぐらい現金給付したい……†

 

以上が作品の概要です。

MUNIMUNIというのは不思議なバンドで、LUNA SEABUCK-TICKの初期ヴィジュアル系をエッセンスとして継承しているのですが、

それらがポストロック的な手法で現代的な解釈をされたポジティブパンクとして独特の世界観が練り上げられているんですね。

 

この音楽性は他のヴィジュアル系バンドにはなかなか見られないので、めちゃくちゃ流行ってほしい。

 

自宅自粛期間中にめっちゃサブスクなどでヘビロテして、ライブ解禁後に死ぬほど手刀に通いつめてBIG MONEYを落としてあげましょう。

 

それでは、さようなら。

 

〈おすすめ曲〉

5. BIG MONEY


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