悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

外出自粛中に聴いてほしいシリーズ① MASCHERA『iNTERFACE』

こんにちは。

 

休日の外出自粛が続き、コロナウイルス感染リスクもさることながら、数多くのライブが中止になり、三大欲求の一つに「ヴィジュアル系のライブに参戦する」ことが含まれているオタク諸氏は大変辛いことでしょう。

ぼくもそうです。

 

拙ブログをご覧になっている方々は先月書いた記事を参考に日々予防に勤められていらっしゃることだと思いますが、

drinkerchild.hatenablog.com

 

自宅だとやることがないので、自然と「90年代ヴィジュアル系を聴き漁り始める」のは全世界で共通して見られる傾向ですよね。

そんな中、自粛中に90年代ヴィジュアル系を聴き始めたけどなにから聴いたらいいのか分からないという方を時々見かけるので、なにか参考になれば良いなと思い、

「外出自粛中に聴いてほしいシリーズ」をちょこちょこ書いていこうかなと。

 

記念すべき一発目はこちら。

 

iNTERFACE

MASCHERA『iNTERFACE』

1. iNTERFACE

2. Reality for Realism

3. [ekou]

4. HYPERDELIC AGE

5. 超絶の嬰児

6. Faithless face

7. MESS-AGE

8. powder

9. ラストフォトグラフ

10. Still Love You

11. 乱夢

12. ゆらり

 

92年結成の姫路出身バンド、MASCHERAのメジャー1stアルバムです。

メジャー1stということもあり、かなりポップで聴きやすいため、初めて聴くという方にもオススメ。

 

1. iNTERFACE

アルバム表題曲はデジタルロック色の強いミドルテンポな曲。

歌詞もかなり抽象的で、「インターフェース」というタイトルが差すようにデジタルの世界と人間世界の境目のような世界観ですね。

人と人の繋がりをコンピュータの接続になぞらえているのが印象的。

 

2. Reality for Realism

思わずガッツポーズしたくなるような、叙情的疾走チューン。

デジタルロックな雰囲気もありつつ、女性コーラスがキャッチーさを加えてくれているため、とても聴きやすいです。

明日は明日の風が吹くから」という歌詞が昨今の世知辛い世の中に生きる僕らに力をくれますね。

 

3. [ekou]

メジャー3rdシングル。

ホンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントに神曲なので絶対に聞いてください。

いわゆるソフビっぽいポップさを踏襲しているものの、郷愁を誘う文学的な歌詞がMASCHERAの持ち味。

ロディアスなイントロは、少しでも90年代ヴィジュアル系が好きなら絶対に優勝してしまうこと間違いなしです。

 

4. HYPERDELIC AGE

メジャー2ndシングル。

イントロの掛け声のリズムが「I've pricked my heart」っぽいですが、気にしてはいけません。

歌詞の中に「情報狂」と書いて「〜INFO-MANIA〜」と読む部分があるので、「無謀」と書いて「YOSHIKI」と読むっぽくて良いですよね。

 

5. 超絶の嬰児

曲タイトルは「ちょうぜつのみどりご」と読みますが、「嬰児」は「えいじ」とも読むので、「超絶」の英訳と併せると前曲『HYPERDELIC AGE』と掛詞になっているのが面白いですよね。

曲としては、ヘヴィなリフが印象的で、前曲と対照的なミドルテンポナンバー。

インディーズ期の作風を思わせる感じです。

 

6. Faithless face

バンド名である「MASCHERA」はイタリア語で「仮面」を意味するのですが、それをモチーフにした情熱的なラブソング。

ヴィジュアル系らしいアグレッシヴな演奏に、歌謡曲的な歌メロが乗っており、彼らはこの作風が本当に得意だなあと感心せざるを得ないですね。

 

7. MESS-AGE

このアルバムはマジでイントロ聴いただけで悶絶してしまう曲が多いのですが、この曲もリードギターが奏でるイントロのメロディが最高すぎて絶叫してしまいます。

曲名の通りメッセージ性の強い歌詞で、聴いてるだけでやる気が出てきます。

僕の場合は知らない90年代ヴィジュアル系バンドのCDを買ってみよう!というやる気だけですが……

 

8. powder

ワンコーラス後の盛り上がり方が好きすぎるんですよ。

特にラストサビ前の展開が壮大すぎて、チープなインディーズヴィジュアル系ばかり聴いているとその表現力に圧倒されてひっくり返ってしまいます。

あまりにも歌謡曲性がすごいので、98年発売ということすら忘れてしまいそう。

80年代っぽささえ感じられます。

 

9. ラストフォトグラフ

メジャー4thシングル。

時間が経って色あせた写真から、昔の恋人を想う切ない歌詞が印象的。

当時じゃないと表現できない世界観ですよね。

今だったらスマホに保存した写真を見れば良いので、色あせもしないですし、データを消してしまえば形として残ることもないですから。

MASCHERAってこの女々しささえ感じさせる失恋ソングが本当に最高なので、失恋したオタクはぜひ聴いて慟哭してほしいです。

 

10. Still Love You

メジャー2ndシングル。

歌詞がヤバイメンヘラ男って感じで最高。

曲はアップテンポながらも病んでるっぽい暗さがあり、そのバランスがいいですね。

コテ系の気持ち悪さとはまた違ったアレです。

 

11. 乱夢

このアルバムで一番好きな曲です。

LUNA SEAの『Claustrophobia』を3倍速にしたみたいなイントロのギターフレーズも最高ですし、vo.のmichi氏の表現力がめちゃくちゃ高くて胸に迫るものがあります。

このアルバムの中ではかなりベースの主張が激しく、90年代ヴィジュアル系の音量デカすぎるベースがだいすきな僕も思わずニッコリ。

 

12. ゆらり

メジャーデビューシングル。

あきらかに90年代だな〜という感じのサウンドメイキングが大好きすぎる。この絶妙に古臭い雰囲気は2000年代以降では出せないですよ。

PVもナルシズムに溢れて最高なので絶対に観て欲しい。

90年代ヴィジュアル系のグルーヴ感とメジャーシーンを意識したポップさ、michi氏が表現する歌謡曲性、女々しい失恋を赤裸々に書いた歌詞など、MASCHERAの良いところが全て詰まっています。

 

以上が作品の概要です。

総じてポップさを強調したアルバムになっており、インディーズ期の暗い文学的な世界観が好きだったファンはビックリしたんだろうなと思います。

逆にMASCHERAを初めて聴くならこれがピッタリだと思いますし、少しマイナーな90年代ヴィジュアル系に手を出してみたいという方にもお勧めしたいです。

 

マスクが売り切れている時に顔に貼り付けるのにもぴったりですね。

 

次回もお楽しみに〜

 

〈おすすめ曲〉

12. ゆらり

www.youtube.com