悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

2019年、特に好きだった新譜まとめ^ ^

はじめに

20年目の1999年も終わりということで、そんな記念すべき年に発売されたアルバムの中でも個人的に特に好きなものを纏めてみました。

 

今年も①V系、②メタル、③他のジャンル という、ジャンル分けに厳格な音楽有識者が見たら殺害予告されそうな分け方で紹介させていただきます。

 

ヴィジュアル系部門》

蘭図『Inferiority Complex & Narcissism』

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『迷える百合達』あたりの黒夢リバイバルという、2019年になったとは思えない音楽性で年明けから盛り上げてくれました。

 

cali≠gari『0』

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デモ音源の再録。当時の雰囲気を残しつつも、リノベーションされた素敵なお住まいに。

実験室シリーズを思わせる「入口」「出口」が入っていたのも嬉しかったですね。

 

SLOTHREAT『Allium』

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最近流行ってるV系DJENTの中でも純粋にリフがカッケェ曲が連続します。

 

摩天楼オペラ『Human Dignity』

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インダストリアル性とメロスピGACKTっぽさの融合!最強!

 

DIMLIM『離人

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ERRAをヴィジュアル系で味付けした、V系メタルでも頭ひとつ抜きん出たクオリティ。激重ブレイクダウンが来ると思ったら超オシャレギターソロが来るところでデカい聲(こえ)出た。

 

Alice In Menswear『Wonderland For The Lost Children』

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MASCHERAのmichiとLa'cryma ChristiのKOJIの夢のタッグの1st。スチームパンクの世界観とアリスの耽美性、90年代っぽさをうまく融合させていると思います。

 

ロマン急行『人間白書』

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ギターの音作りがカッコよく、演奏力も高い上に突き刺さる歌詞で全編泣かせてくる最強のガレージパンク。陰キャは全員聴け。

 

DEZERT『black hole』

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前作でPlastic Treeからの影響を隠さなくなったDEZERTですが、前作で培ったオルタナサウンドに彼ら特有の陰鬱な歌詞、カオティックさも感じられる大名盤。俺も生まれてしまったことがもう間違いなんだよな。

 

minus(-)『C』

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『アンインストール』で有名な石川智晶さんをフィーチャーした作品ですが、この世の終わりを音楽で表現したかのような邪悪な荘厳さに圧倒されます。

 

LUNA SEA『CROSS』

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詳しい感想はこちら。

LUNA SEA『CROSS』がデカすぎる名盤な件 - 悲観停止

贔屓目抜きにこの世で一番名盤で泣いちゃったね。

 

《メタル部門》

Wilderun『Veil of Imagination』

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BAL-SAGOTHのようなエピックさ、TOOLのようなグルーヴ、プログレデス期のOpethが高次元融合したヤバい作品。

 

Madmans Esprit『Glorifying Suicide』

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敢えてこのカテゴリに書く韓国産V系メタル。DIRっぽさも滲ませつつ、DSBMのような陰鬱さを押し出しており神。

 

AS I LAY DYING『Shaped by Fire』

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俺たちのAILDが帰ってきた!!!!!!

これが"メタルコア"だと言うかの如く、昨今のメタルコア界に叩きつける叙情的リフの嵐に涙が止まらない。

 

Alcest『Spiritual Instinct』

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Nuclear Blast移籍後初リリース。どうなることやらと思いましたが、ブラックメタル性を強調しながらも、彼ら特有のメロウさを失わない作品に仕上がっており、これにはオタクもにっこり笑顔。

 

Saor『Forgotten Path』

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スコットランドのぼっちアトモスフェリックブラックメタルの新作。目を閉じて聴いていると美しい森林が浮かんでくるよう。今作は特に叙情的で1番好きです。

 

Abigail Williams『Walk beyond the Dark』

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作品によって雰囲気が変わる彼らですが、今作では今までのキャリアで培ってきたものの集大成のような作品でした。

 

Eluveitie『Ategnatos』

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今年出たメタルのアルバムで一番好きかも。バグパイプによるフォーキーな世界観と、ハードコアっぽいメロデス感、泣けるメロディ、女性ボーカル、全てが最高。

 

Asphodèle『Jorus Pâles』

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元Amesoeursの女性Voを有するフランスのブラックメタル。都会的メロウさがAmesoeursとLifeloverを混ぜたようなポストブラックメタルサウンドに乗っていて大好きな作品。

 

INSOMNIUM『HEART LIKE A GRAVE』

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泣ける曲しか作れないのかこの人たちは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

Fever333『STRENGTH IN NUMB333RS』

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「ろろろ」ではない。ポスト・リンキンパークとしてシンプルに曲がカッケェし、ニューメタルっぽさも最高!

 

《ほかに好きだったやつ》

Run, Girls, Run!『Share the light』

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アサシンズプライド』のOP曲などが入ったシングル。

実質LUNA SEAみたいなロゴですが、エグい電子音に乗る浮遊感のある可愛いボーカルが良い1曲目、イマドキのアニソンな2曲目、シティポップ感のある3曲目など、バラエティ豊か。

 

Z23『Wissen ist macht!!』

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キタエリの新譜かと思ったらアズールレーンのキャラソンだった。1曲目はカッケェジャーマンメタル、2曲目はグルーヴ感が実質LUNA SEAなので聴いてください。

 

THE NOVEMBERS『Angels』

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今年最も有識者の話題になった作品ではないでしょうか。日本でしか生まれない、ガラパゴスなロックの大傑作。

 

King Gnu『Sympa』

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流行る前から好きだったよ俺は(オタク特有の前から好きだったアピール)

 

Klein『Lifemime』

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ゴスとエレクトロニカの相性はもちろん良いのですが、更にR&Bなどのブラックミュージックのグルーヴを感じさせる、凄まじい作品。

 

Maison book girl『海と宇宙の子供たち』

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前作のコンセプチュアルさは鳴りを潜め、従来の形式になりました。彼女たちの表現力が増したことで十分ドラマティックな作品に。

 

dave 『Psychodrama』

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内省的なテーマをダウナーなラップに乗せ、切ないトラックが涙を誘う。エモすぎ。

 

スピッツ『見っけ』

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前作より好きですね。瑞々しいアプローチを取り入れながら、スピッツとしての軸は全くブレない、聴いてて安心感と「見っけ」な発見がある作品だと思いました。

 

Billie Eilish『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』

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こんなにダークな音楽がめちゃくちゃ売れる時代って凄いですね。ミニマルな低音とウィスパーボイスがめちゃくちゃ好き。

 

Uboa『The Origin Of My Depression』

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オーストラリアのドローン/アンビエントプロジェクト。神秘的なアンビエントに、DSBMの如き悲痛な絶叫が乗る。まさに躁鬱病のような地獄空間の波がノイズと共に襲いかかってくるので怖くて泣いちゃった。

 

おわりに

以上、10作品ずつでした。

特に優劣とかはなく、好きなものだけを雑多に並べてみた感じです。

思えば、メタル(特にブラックメタル関連)が本当に豊作な年で、選ぶのにめちゃくちゃ迷ってしまいました。

いつも90年代のヴィジュアル系しか紹介しないせいで、1999年のベストを作る気だろと思っていたそこのキミ!

一応ボクだって新譜聴いてるもん!

とはいえ、いつも90年代のポンコツV系ばかり聴いているのは間違い無く、

他の音楽有識者からすれば浅いチョイスになってしまったのかもしれないのは否めないですね。

 

来年は2020年。

 

30年目の1990年を迎えるわけなので、たとえ年号は令和でもブレずに90年代V系を沢山紹介していきたいです!

 

中身としては、

「おせち食べながら聞きたい90年代V系

「オリンピックの応援歌にふさわしい90年代V系

「2020年ではなくガチで1990年ベスト」

など、しょうもない記事を量産していこうと思っているので、引き続きお付き合いください!

 

それでは、良いおToshlを!