悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

お久しぶりです。AMADEUS『ルートヴィヒの肖像』

2ヶ月ぶりの更新……

サボりすぎました。

 

ちょっと生活で転機がありまして、色々と思い悩むことも多く、「僕のこのブログに意味があるのか?」とか「僕らしい文章ってなんだ?」とか思ってたら活動休止状態になってました。

 

とはいえ、やっぱりブログ楽しかったよな、と思い直したので、再開しようと思います。

 

自分らしいブログ……その”答え”がこちらです。

 

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AMADEUS『ルートヴィヒの肖像』

1. 前狂言

2. OVERTURE

3. 飛ばない翼

4. 人生は一行のボードレールにしかない

5. ルートヴィヒの肖像

6. 月光

7. 告白

8. 空漠とわたし

9. TELL ME TRUTH

 

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これが俺の””答え””です。

 

AMADEUSは伝説の90年代バンド、AFTER IMAGE解散後、ギター以外のメンバーで結成されたバンドです。

当然メンバーには、現在Moi dix moisで活躍されているSeth氏がSeijiという名義で参加されていますね。

 

ギターがいないV系バンド……

まるで大根のないおでんのように聞こえますが、一体その実力やいかに。

 

1. 前狂言

不穏なシンセと共に、Seiji氏の語りが始まります。

このアルバムがある「異常性格者」の話であることが説明されるのですが、

急に「異常なのはみなさまの方かもしれませんが」と煽ってきます。

それってもしかしてこのアルバムを4000円で買った俺に対する悪口ですか?

う、うるせえ!

他にもめちゃくちゃこちらを煽ってくるので、導入として最悪です。

 

2. OVERTURE

2分ぐらいのインスト。

1曲目を語りのトラックにしといて次の曲もボーカル無しだと!?

ギターがいないため、シンセサイザー中心の曲になっているのですが、このシンセサイザーもかなりチープであり、初代プレステのRPGのBGMみたいな感じで最高です。

 

3. 飛ばない翼

やっとボーカルのある曲が……

シンセサイザーのチープさがヤバく、CDをスーパーファミコンのソフトかなんかと間違えてるのでは?と不安になってきます。

ドラムも無機質な打ち込みのため、余計人工物感が出ています。

ただ、ボーカルの表現力・歌唱力は共に優れているので、その対比を味わうのが正解だと思います。

 

4. 人生は一行のボードレールにしかない

また語りかよ!アールグレイ(同人サークル)の添い寝CD聴いてるんじゃないんだぞ!

しかも、意図的なものであろうとはいえ、語りの棒読み感が物凄く、ポエトリーリーディングとしても厳しいです。

Seiji氏は歌上手いんだからボーカルに集中しててほしい。

ガチで音痴すぎて語りの方が上手い」ことであまりにも有名なD†ressのボーカルの人にやらせればよかったのに。

drinkerchild.hatenablog.com

 

 

5. ルートヴィヒの肖像

また語りかよ!!!!!!!もはや歌付きの90年代V系ドラマCDかよ!!!!

ただこの語りのめちゃくちゃ面白いところは

・エコーがかかるとおもわしき部分でエフェクトをかけるのではなく、ちゃんと一々喋ってる

・悲しげに絶叫しながら読むところが完全に千鳥のノブになっている

ですね。1分ぐらいで終わるので是非。

 

6. 月光

急にLUNA SEAの入場曲はじまったな……と思ったら、

月光のメロディに乗せてボーカルが切々と歌い上げるのでかっこいいです。

平原綾香のjupiterみたいなもんです。

これはキーボードのチープさもクラシックっぽさを出すのに一役買っていると思います。

 

7. 告白

第3期MALICE MIZERみたいな予算少な目のゴシックが堪りません。

ていうか完全にそれ。

 

8. 空漠とわたし

ピアノ主体の伴奏が耳を引くバラード。

もはやここまできたらシンセやドラムのチープさは1ミリも気にならないですし、例えるなら同人時代のSound Horizonのバラード曲に近い雰囲気が味わえるので、そのあたりが好きな人はオススメ。

 

9. TELL ME TRUTH

最後に持ってきたこの曲、ガチで神曲なんですよね。

この曲があるから4000円の価値があると言えます(ほんとぉ?)

今までの鬱屈した世界から解き放たれるような爽やかなバラードです。

Seiji氏の高い歌唱力に裏打ちされた表現は聞きごたえがありますし、

シンセサイザーも、初代プレステRPGのエンディング曲のような開放感と達成感をもたらせてくれます。

切なくも美しいメロディに、ここまで「ポンコツ音源やんw」と笑ってきた僕も涙が溢れて止まらなくなってしまいました……

 

さて、これがAMADEUS『ルートヴィヒの肖像』の概要です。どうでしたか?

AFTER IMAGEからは攻撃性が抜け、文学性・演劇性が増したなかなか他の90年代V系では味わえない良さがあるので、ぜひ4000円出して買ってみてください。

 

これから来たるクリスマスプレゼントに最適です!そして振られろ!

 

これが2ヶ月ぶりに更新する記事に選ぶCDなのか……

 

と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、なんか「90年代V系ポンコツ音源を半笑いで聴きながらその作品のいいところを紹介する」ことにこのブログの意義が多少なりあるんじゃないかなと思いまして、この作品を選んでみました。

 

またぼちぼち更新していくので、お暇な時にご覧くださいませ〜

 

〈オススメ曲〉

9. TELL ME TRUTH

この曲の良さは、アルバムを通して実感できるので、あまりにも暇な時に聴いてみてください。

www.youtube.com