ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 初日に行ってきました!
8/3に、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019へ行ってきました!
初日だけの参加でしたが、大満足だったのでちょっとした感想でも書きたいと思います。
見上げた夜空を切り刻んでいたビール(8月3日土曜日 空に雲はなかったです)
こういった、いわゆる夏フェスに参加するのは初めてで、どんな格好するか迷いました。
爽やかな音楽イベントにふさわしい服がなく、悩んだ結果……
LUNA SEAのかっこいいTシャツにしました。
完全にひとりだけLUNATIC FEST.と勘違いしてる人みたいになってしまい、あまりにもTシャツがかっこよすぎるからか、すれ違う人が二度見してくるのでよかったです。
当日はこんな感じで周りました。
1. ゆず
2. ゴールデンボンバー
3. 佐藤千亜妃
4. DEZERT
5. Plastic Tree
実質VISUAL JAPAN SUMMIT。
ゆず
セットリスト
1. 嗚呼、青春の日々
2. 少年
3. 虹
4. Green Green
5. タッタ
6. 夏色
7. 栄光の架橋
最初は直前までBiSHをみる予定でしたが、ゴールデンボンバーを前の方で見たいのでゆずをみることに。
当然ぼくのようなおたくでも名前、曲を知っている国民的フォークデュオ。
『虹』『タッタ』『夏色』『栄光の架橋』のような代表曲が聞けて大満足。
僕みたいなおたくもいれば、いかにもフェス好きの邦ロックキッズ、家族連れに至るまで、全員で合掌する様はまさに国民的アーティストだなあ〜と。
フォークなのでしっとりしたライブになるのかと思いきや、北川悠仁さんが絶叫して客を煽ったり、みんなで振り付けをしたり、実質ヴィジュアル系みたいな雰囲気でした。
特に『夏色』で一旦曲を締めた後にもう一度サビを熱唱する様は、これLUNA SEAの『TONIGHT』じゃんという感じで最高。
間違いなくオープニングとして100点のパフォーマンスでした。
ゴールデンボンバー
セットリスト
1. 元カレ殺ス
2. 綺麗になりたくて
3. 抱きしめてシュヴァルツ
4. #CDが売れないこんな世の中じゃ
5. 海山川川
6. トラウマキャバ嬢
7. 令和
8. 暴れ曲
9. 女々しくて
実は超好きなので、2柵目あたりから観ました。
初手から『元カレ殺ス!!!!!!!!!!!!!!』と絶叫してしまい、直前のゆずの爽やかな雰囲気とは真逆の、邪悪なパーティー現場と化してしまいました。
彼らのアルバム『フェスベスト』でセトリを固めてくるのかと思いきや、『綺麗なりたくて』『海山川川』『トラウマキャバ嬢』など、既存ファンも喜ぶ選曲。
しかもノリとしては初見でも楽しめるアップテンポな曲ばかりという、彼らの配慮が感じられる良セトリでした。
便器から花火が上がり、喜屋武さんのケツを黒焦げにしたり、ヤバいTシャツ屋さんのコピバン『ヤバいTバック屋さん』と称してパンツ一丁で出てきた樽美酒さんのダッチワイフを花火でドロドロにするなど、ムチャクチャなパフォーマンスで神。
しかもその後の喜屋武さんは下を履かず、ヤバいTシャツ屋さんのタンクトップ(自己矛盾)を着ていたのでバドガールみたいになっててよかったです。
時代の幕開けを象徴する『令和』が生で聴けて感動したし、『暴れ曲』でヴィジュアル系現場体験会みたいになってたのもウケたし、ラストの『女々しくて』では完全に会場が一体になるなど、2000年以降の国民的ヴィジュアル系バンドは確実に彼らだな〜と確信に到れる間違いなく最高のライブでした。
ワンマンに絶対に行こうと決意。
佐藤千亜妃
1. 東京(きのこ帝国カバー)
2. Summer Gate
3. クロノスタシス
4. Lovin' you
5. 大キライ
ご存知きのこ帝国のボーカルのソロプロジェクト。
きのこ帝国は高校の頃死ぬほど聴いてたアーティストなので、絶対観ようと決めていました。
ソロはマジで何も知らない状態で行ったので、いったいどんな感じの音楽なんだと期待していたところ……
初手、きのこ帝国の東京が始まりました。
思わず「そんなのアリかよ!!?!??!?!?!?」
と絶叫してしまい、完全に無防備だったので感情がメチャクチャになってしまいました。
その後、ソロ曲の「Summer Gate」を演っていました。印象としてはバンド時代よりも情熱的な内容で、曲調としてはバンドサウンドのある宇多田ヒカルみたいなR&Bって感じでよかったです。
きのこ帝国の『クロノスタシス』もセルフカバーしていましたが、あのバンドのダウナーな歌い方や、『大キライ』の激情をぶつけてくる感じなど、彼女のボーカルとしての引き出しの多さに感服しました。
特に『大キライ』では轟音激情リフを奏で、ドラムはブラストビートで爆走していたので、「これもうDeafheavenじゃん」 と思い、その旨をTwitterに書いたところ、
本人にリツイートされました。
なんで?
DEZERT
セットリスト
1. Call of Rescue
2. 蝶々
3. 「変態」
4. オレンジの詩
5. TODAY
去年の『TODAY』ツアーファイナルぶり。
会場だったWING TENTは今回のフェスで一番小さめの場所で、千秋氏が「クソ少ねえけど我慢してやるよ!!!」と絶叫してたのが印象的でした。
サウンドチェックではNirvanaの「Smells like teen spirit」を演っていましたが、ヴィジュアル系があの曲やるとキリトのカバーを思い出してしまうので笑っちゃう。
セトリは『TODAY』を中心に組まれていましたが、「変態」はまさにフェスに来てヴィジュアル系バンドをみる我々「少数派」に贈る曲といった趣で最高。
MCで千秋氏が「ロッキンなんて、と思ってたけど、ゆずを観てたらあそこ(GRASS STAGE)でやりてえと思った」「フェスといえば、オレンジの空をバックにデカイステージでやるもんだと思ったけど、クソ明るいじゃん」的な旨のことをおっしゃってから『オレンジの詩』が始まったのでマジで最高でした。
絶対次は夕暮れ時に野外で観たい。そう思える演奏。
その後も激アツなMCが続き、「生きて必ずまた会いましょう」と呟いてから大名曲『TODAY』を演奏したもんだから僕の涙腺がガチで決壊し大号泣してしまいました。
コンタクト外れるわ日焼け止め全部とれるわでもうメチャクチャや。
後ろの方で歌広場さんが観に来てましたが、多分号泣したことでしょう。
Plastic Tree
1. 梟
2. テトリス
3. 潜像
4. メランコリック
5. リプレイ
僭越ながら初見。
彼らのステージは森の中にある場所で、めちゃくちゃ似合うな……という印象。
もちろん音源は一通り聴いてはいるんですが、詳しくないのでワクワクしながら観てました。
個人的に一番好きな曲は『テトリス』なんですが、そのことを事前に呟いてたらマジで演奏してくれたので、私信か?となりました。
どれも代表的な曲ばかりで、僕でも知ってるレベルの曲だったので初めてみるのにうってつけでした。
The CureやU2あたりのUKロックを基調に、シューゲイザーのような轟音、アベフトシを思わせる高速のカッティング、HR/HMのようなメロディックなリフ、90年代V系仕込みのハードコア的攻撃性を融合しながら、それを有村竜太朗さんのけだるけなボーカルで包み込み、独自の世界観を展開しているといった印象で、こりゃあちゃんと聴かないといけないなと思いました。
印象的だったのは有村さんがめちゃくちゃ汗かいてたことで、「この人って汗出るんだ……」と思ってたら、ファンの方から彼が汗っかきだということを教えていただきました。勉強になります。
「溶けないようにがんばりたいと思いま〜す」とMCで言ってましたが、
溶けてたと思います。
THE BACK HORN
1. Runnning away
2. コバルトブルー
3. 罠
4. 美しい名前
5. 心臓が止まるまでは
6. シンフォニア
7. 刃
この日ラストは最強のメロコアバンド。
HYDEとモロ被りしてて、どっちを観るか死ぬほど迷った結果、こちらも僕の青春を彩ったバンドだってことは間違いなかったので、今回はこちらにしました。
『コバルトブルー』『罠』『美しい名前』『刃』を演ってくれたの、めちゃくちゃ嬉しかったですね〜
酒をたらふく飲んでから行ったので、無事感情が爆発して周りの人と一緒に砕け散り一つになって、絶叫シンガロングオタクになってしまいました。
マジで一瞬で高校生に戻ってしまった。。。
近年の彼らの作品は聴いてなかったのですが、シーンの流行りであろう電子音楽とのフィーチャリングでインダストリアルな雰囲気を出しながら、彼らの暑苦しいロックを織り交ぜる曲になっていて、マジでかっこよすぎて優勝。。。
セトリ、演奏ともに100点。
俺たちがいたことを死んだって忘れない。。。
とまあ、本当に神としか言いようがない初めての夏フェスでした。
会場は信じられないほど暑く、オタクだから当然全身黒い日光を誰よりも吸収するスタイルだったので危うく死にかけるところでしたが、どのアーティストも暑さを全て吹き飛ばす最高の演奏を聴くことができました。
生きててよかった〜〜〜〜〜〜〜
次こういうイベントがあっても絶対行こうと思います。
最高の夏の思い出ができました。
ではまた。