毎日Madeth gray'llレビュー健康生活13日目^ ^
シングルシリーズラストということで、本日はこちら。
Madeth gray'll『呪ワレシ華ノ生命…』
1. 呪ワレシ華ノ生命…
ついに時代は2000年に突入したMadeth gray'llが、渋谷ON AIR EASTワンマンにて配布した8cmシングルです。
見た目はとってもシンプル。お金なかったのかな……
実はこれより前に待望の1stフルアルバムであり、人類史上最も名盤との呼び声高い『Lucifer〜魔鏡に映る呪われた罪人達と生命の終焉〜』が発売されていますが、それに関しては既にレビュー済みなので今回は割愛。
このライブの時に、Madeth gray'llが解散することが発表されており、まさに阿鼻叫喚、文字通り廃人狂イ人形になってしまったバンギャの方も大勢いらっしゃったことでしょう。
そんな曰く付きの一品ですが、彼らが初めてリリースした音源がデモテープバージョンの『呪ワレシ華ノ生命…』であり、解散を告げるライブで配布したのがこのシングルであることを考えると、とってもエモいですね。
では最初と最後でどれだけの成長を見せたのか、聴き比べていきましょう。
1. 呪ワレシ華ノ生命…
まずギターでバッハの『小フーガ ト短調』の1節を奏でるところからスタート。
なるほど、クラシカルなアプローチが感じられる挑戦的なアレンジ……
ってオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(Toshl)
それってYO!!!!!!
XのROSE OF PAINじゃんか!!!!!!!!!!アッアッアッ
最後の最後も俺たちの期待を裏切らない。
さすがMadeth gray'll、神だ……
曲としてはめちゃくちゃレベルアップしており、若干テンポが速くなって疾走感のある印象に。
カッティングとザクザク刻むリフのアンサンブルが堪りませんね。
翡翠様の神ボーカルもかなり音程が安定しており(Madeth gray'll比)彼らのメロディセンスが初期から類稀なるものであることが良くわかります。
アウトロではシャウトや笑い声混じりで「さよなら」と言いまくる翡翠様の神ボーカルが堪能でき、伴奏がフェードアウトしても左耳らへんに残り続ける翡翠様のうめき声が最高。
アレな部分もありましたが、Madeth gray'llが3年という活動期間の中で相当の成長を見せたことが伺えるナイスな1枚。
惜しむらくはその入手性の難しさ。なかなか中古市場にもメルカリにも出てこないので、根気よく探すしかないでしょう。
黒く染まるMadeth gray'llの世界に墜ちていってください。
2週間続いた毎日Madeth gray'llレビュー健康生活も、明日で終わりです。
なぜならもうレビューする音源がないからです。
30年ぐらい活動して欲しかった……
それではまた明日。
ジャンケンタ〜イム
いきますよ
最初はブンブン
ジャンケン
ポン!
バ〜イ
《今回紹介した音源》