悲観停止

幾千の星空の下 夜露は無情に光る

Black Beauty Beasts day2 ^ ^

こんにちは。ムラ村隆一です。

 

先日行われた、lynch.主催イベント「Black Beauty Beasts」の2日目に行ってきました。

 

Zepp Nagoyaにて2日間行われたこのイベント、2日目はソールドアウトしたようで、パンパンの客入り。

 

1日目に行けなかった(金がなくて)のが悔やまれますが、2日目の感想をかる〜く書いていきたいと思います。

 

1組目 RAZOR

Set List

1. ROAD

2. LIQUID VAIN

3. 嫌嫌嫌〜melt (lynch.カバー)

4. 埋葬

5. PRIMARY

感想

2日目のトップバッターを飾ったのはRAZOR!

結成してまだ3年目にしてすごい勢いでファンを増やしている彼らですが、ライブで見るのは初。一応音源は全部聞いておきました。

近年の流行に沿った、綺麗目かつラウドなバンドという印象を持っていましたが、そのパフォーマンスは激アツ。衍龍氏はメタルコアのライブを観てるかのようなパワフルな刻み、それに剣氏が華を添えるギターでいいですね。

LIQUID VAINは好きな曲なので聴けてよかったです。基本的には僕は逆最前腕組み地蔵で演奏をガン見するタイプですが、バンギャのフリでは阿波踊りみたいなやつだけすきなのでやりました。楽しかったです(小並感)

嫌嫌嫌の間奏にlynch.のmeltをカバーしてたのが印象的で、猟牙氏がちゃんとイントロで葉月の妖怪ヘッドバンギングをしていたのが最高。

 他のファンを取ってやろうという、対バンイベントの醍醐味を味わせてくれる、メンバーからの熱意を感じました。選曲も基本的にアグレッシブでノリの良いナンバーで締められていたし。

また機会があったら観たいです。

 

2組目 メリー

Set List

1. さよなら雨

2. [human farm]

3. T.O.P.

4. 平日の女

5. SIGHT GLASS

6. ジャパニーズモダニスト

7. sheeple

感想

ネオ御三家と呼ばれた2000年代のレジェンドバンドの一つですが、ライブはおろかほぼ無知の状態で観ました。修行が足りません。そのため、マジで初見の人間が観た感想ということを念頭に置いてご覧いただければと思います。

パッと聴いた印象は「パンキッシュな歌謡曲」といった感じで、現代のメンヘラチックな心情を刺激してくるタイプとは違った、どこか昼ドラ的な劣情を呼び起こしてくる切なさを孕んだラフな音楽性を感じました。

ボーカルのガラ氏は近年の清春のような見た目で、他のメンバーも黒スーツに身を包んでいたこともあり、そのサウンドからしてTHEE MICHELL GUN ELLEPHANTの趣さえ覚えます。

特に印象的だったのは平日の女の前のMCからの流れ。「抱き合うだけでイケるんです!!!スローセックスなんです!!!」と、オトナの魅力をアピールしつつ、「今日のライブがよかったらまたいつでも帰ってきてください」と昔のバンギャを焚き付け、「結局私は2番目の女……」と次の曲に繋げる演出は見事。完全にやられました。

若手との違いを見せつける、2000年代を牽引したレジェンドの実力を見せつけられましたね。

とりあえずこのブログ書き終わったらTSUTAYAでアルバム全部借りてきます。今まで聴いてこなかったことをめっちゃ後悔しました。

 

3組目 MUCC

Set List

1. リブラ

2. 蘭鋳

3. ENDER ENDER

4. アイリス

5. 自己嫌悪

6. G.G.

7. 大嫌い

8. 生と死と君

感想

彼らを見るのはルナフェスぶりですが、その時とあまりセトリは変わってないように思います。

リブラの音圧が凄すぎて、ドゥーミーなリフが空気を振動させる様子がリアルに伝わってきました。弦楽器2人でここまでヘヴィにできるのか〜と感心。

メリーでガラ氏が「Black Beauty Beastsのビューティフル担当だ」と自称していましたが、ムックはそれに続いて「ビーストの登場だ!!!」と叫んでいたのが最高ですね。ネオ御三家ならではの掛け合いにテンションぶち上がりました。

蘭鋳で「SUGIZOさんの分の体力は残しとけよ、lynch.までの分は残さなくていい」的なこと言ってたのが面白かったですね。果たして会場の皆様は体力残せたのでしょうか。

ファンじゃなくてもノレるダンサブルな曲が多く、やはり暴れてナンボなダイエットに最適なライブ。個人的に、EDM要素のあるムックをメリーの後に配置することで、完全に電子音楽のSUGIZOに繋げやすくしたのかなと思いました。

ラストの生と死と君はムック版INCONVINIENT IDEALといった感じで、それまでの突撃性・アンセム的ナンバーとは打って変わって心に染み渡るミドルテンポな曲で、その轟音に圧倒されつつ感動の涙をボロボロと流したわけです。

 

4組目 SUGIZO

Set List

1. 禊

2. FATIMA

3. Lux Aeterna

4. ENORA GAY

5. DO-FUNK DANCE

感想

SUGIZOのライブを見るのはこれが初。

当然のように押したのも面白かったですが、幕が開いてるのにセッティングし続けてたのも意味がわからなくてよかったです。

音出しの段階から尋常じゃない音圧に会場がピリッとしたのも”強さ”を感じましたね。

でも多分PA側の音量バランスのミスがあったりしたのか、音がデカすぎた印象。ずっとPA卓が揉めてて若干それがうるさかったかなと思いました。

でもライブはマジで最高で、そんなに音量がデカすぎるのに全く音割れしないサウンドメイキングもすごいし、完全インストでMCも一切無しなのに観客全員をモノにしていったところ、やはりSUGIZOは神。

1曲目の禊は、民族音楽を多用した、トリップさせて世界観に引き込んでいくための導入としては最適。一番最初にモンゴルの伝統音楽「ホーミー」をサンプリングしていたり、左右対称的な映像とエキゾチックなモチーフを使っていることから、ShpongleのDMTの映像を彷彿とさせてきました。

youtu.be

2曲目のFATIMAでヴァイオリン主体の、大海原的広がりを感じさせる神秘性のあるサウンドで、そこからLux AeternaとENORA GAYで現代社会への怒りを表現し、見るモノを圧倒。ラストはDO~FUNK DANCEで観客全員スギスレにして帰って行きました。

今までのバンドとはあまりにも性質の違うその宇宙的・宗教的世界観は音圧も合間ってあまりにも凄まじく、その神々しさに「あ、音楽で伝えるタイプの預言もあるんだな」という知見を得られました。

とくにENORA GAYでのスギ様は怒りの日(ディエス・イレ)を告げる熾天使がごとき様相で、もうヤバかったですね。

↓ちなみにこれはライブが終わった後の僕なりのスギゾーミュージックの捉え方です。

 

5組目  lynch.

Set List

SE. SIN

1. D.A.R.K.

2. GALLOWS

3. EXIST

4. JØKER

5. VANISH

6. NEEDLEZ

7. THE OUTRAGE OF SEXUSLITY

8. pulse_

9. ADORE

en. CREATURE

 感想

ラストは主催者のlynch.

D.A.R.K.スタートとなかなか攻めたセトリなのでは?初めて生で聴いたのはVANISH ぐらいでしたが、相変わらず安定感があって最高ですね。

今回のセトリはアグレッシブなナンバーが中心的で、やはり対バンイベントらしく他のファンごとノセてしまおうという気概が感じられました。

特筆すべきはMCで、出演者全員いじっていたのがよかったです。

特にRAZORの猟牙氏をいじり倒しており、「2月1日から31日まで空けました!って、2月って28までしかないのにね」とか「SUGIZOさんの時に関係者席で『かっけえー!』って叫んでる人がいて、見たら猟牙でした」など、あー、可愛がってるんだなあということが感じられてウケますね。

 ガラ氏のことも、「スローセックスなんかでイケるかそんなもんー!!!!!」って言ったり、「今日終わったら速やかにガラさんのところへ行ってあげてください」など、仲の良さが感じられました。

 ラストのADOREがマジで最高で、何度聞いてもテンションぶち上がっちゃいますね。lynch.のライブは後ろの方でバタバタ暴れながら見るのが好きです。

アンコールで出てきた時になぜか背中にEXTACYって書かれたTシャツを葉月氏が着ていたのが面白くて、「そこまでSUGIZOリスペクト?」って思いました。

彼ら的には今回のイベントに相当の手応えを感じたみたいで、これからも規模を拡大しながら開催していきたいと言ってました。期待がかかります。

新年初lynch.として100点のライブ。次のライブも絶対行きたいです。

 

 

いや〜〜〜〜〜〜〜、マジで今回のイベント最高でしたね。lynch.が自信をもってかっこいいとおすすめできるアーティストの集合で、お互いファンを奪い合いつつリスペクトしあっているのが感じられて良かったです。

とにかく長丁場で疲れましたが、それぐらい目が離せないイベントでした。

またRAZORもメリーもムックもスギゾーもlynch.も観たいなあ。

 

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

それでは、次の死の先でお会いしましょう。

さよなら もう会えなくても 涙が止まらなくても……